このタイトルですが、初訪問の店で初めて焼きそばを注文するときの心得です。
私の失敗談を交えて話を進めていきたいと思います。
食べログ百名店にも入っている銀座「涵梅舫」のランチメニューに「五目焼きそば(かた焼きそばも可)」と書いてあれば、この焼きそばはどんな焼きそばを想像しますか?
私の思考回路は「かた焼きそば」=「あんかけ」なのでこのメニューは「あんかけ」が前提で「五目あんかけ焼きそば」が到着するもの思ってたら、こちらが来ました。
確かに「五目」以上に具材が入っているので、「五目焼きそば」で何も間違いないのです。
しかしながら「あんかけ焼きそば」を食べようと思って店に伺っていたので、これは個人的には痛恨の思いです。
当然、食べログ100名店にも入っているので、大変美味しくいただけたのですが、カツカレーを食べに行ってカツ丼がでてきたくらいな感覚です。どちらも好きなのですが、もうお腹も頭もその気分になっている、という経験ありますよね。
ちなみに、「五目焼きそば(かた焼きそばも可)」の「かた焼きそば」はこちらです。
具材はほぼ同じですね。
今回は念のため確認しました「かた焼きそば」は餡がかかっていますかと。さらに柔らかい焼きそばにできないかとの注文も試みましたが無理みたいです。さすが店のこだわりが感じられますね。
この綺麗な餡・具材・麺、もう、あんかけ焼きそば最高と思う瞬間です。そして期待通り、個人的にはかなり上位にランクインしています。他のメニューもいただきましたが、すべて美味しいです。
さて、こちらも大好きな銀座の中華「莉苑」に訪問し、マダムに写真見せて聞いてみました。
1枚目の写真を見せると「これは上海焼きそばに近い」と言ってました。理由は焼きそばの仕上がりの色と青梗菜が入った炒め焼きそばだからとのことです。
写真引用「https://www.shanghainavi.com/special/5029416」
ということで「上海焼きそば」を調べてみると、麺はうどんより細くそばより太いモチモチした麺で、具は青梗菜に似た野菜「鶏毛菜」と一緒に炒めるのがもっとも多いそうです。材料はシンプルで青梗菜と細切り肉を中国醤油で味付けされ、濃い色ですが塩分は少なく逆に砂糖が調合されているので、甘いのが特徴らしいです。
以上のことを鑑みると私が注文した「五目焼きそば」は「あんかけ焼きそば」でもなく中国オリジナルの「上海焼きそば」でもなく、店オリジナルの「五目やきそば」だったと納得がいきました。
ただ、モチモチの麺好きな私にとっては本場の「上海焼きそば」も食べてみたくなりました。
くれぐれも中華料理の「焼きそば」の注文には気をつけましょう。
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